静岡市2013年11月議会報告　国保料引き下げ条例改正案を自民、公明など6会派が否決

11月21日から12月13日までの日程で11月市議会が開かれました。党市議団は、議案提案権を使い、国民健康保険料の一人1万円引き下げの条例改正案を議会に提出しました。しかし、自民、公明などが否決し切実な市民要求に背を向けました。

静岡市の国保料は政令市中2番目に高く市民は国保料を支払うことにより生活が大変となり病気になつても受診を控えるなど深刻な事態が広がっています。国保料の引き下げは切実な市民要求となつています。党市議団は、引き続き市民の皆さんと協力し高額な国保料を引き下げるため取り組みます。

最終本会議では、「子ども・子育て支援新制度」のためのシステム予算などに反対する討論(上の写真)、国保料引き下げ請願への賛成討論、党市議団提出の意見書提案説明、自民党などが提出した「子ども・子育て」に関する意見書への反対討論、委員会報告に全議員が登壇しました。

反対討論では、市が突然発表した「子ども・子育て支援新制度」による市立保育園、幼稚園を「幼保連携型認定子ども園」に移行することについて、市の保育実施義務を曖昧にすることを指摘、支援新制度は、保育分野やに株式会社の参入を認め、運営費のための補助金を「施設型給付」に変えることにより予算の削減と負担の増加が心配されます。また、多様な事業者の参入により「保育格差の固定化」なども指摘されてることなどを指摘しました。

2013年11月議会に提出された補正予算案の概要、議員団の質問、討論、提出した意見書、ニュースなどは以下のとおりです。