桜ヶ丘病院移転問題で市の考え質す

 内田市議は本会議で桜ケ丘病院移転問題での静岡市の対応について質問しました。内田市議は、地元岡地区、浜田地区自治会が病院移転先は浸水地域の清水区役所でなく桜ケ丘公園が最適と指摘している。市が移転先は桜ケ丘公園が最有力と決断すれば移転問題は早期に解決していた。なぜ、清水区役所にこだわるのか市の姿勢を質しました。

質問に対し市は、区役所も津波対策を講じれば病院としての機能は果たせる。移転先の選択は、JUHO(ジェイコー=独立行政法人地域医療機能推進機構)の判断と無責任な態度の答弁であります。仮に桜ケ丘病院の移転先が区役所とJCHOが判断した場合、区役所の移転先の質問に対しては、本市の財政負担を考慮し、市有地の中から候補地を検討していると答弁。市が考えている一案は清水駅東側の市有地、現在公園になっているところであります。しかし、この場所は①現庁舎よりも津波の浸水がひどい場所②石油タンク群のすぐ前であり、安全上も問題が大きすぎる。内田市議は、関係者の意向をよく聞き判断すべきと強調しました。