市議団は、毎年度初めに市の新たな施策を中心に勉強会を
行っています。今年度は12課16事業を座学で学び、現地視察
は環境保健研究所と清水港周辺の2か所を行いました。
その一部を紹介します。
不登校の児童生徒が全国的に急増し大きな社会問題になって
います。静岡市の児童生徒1,000人当たりの不登校児童生徒は、
全国平均より高く、対策の強化が求められています。
その対策の一環として、来年4月開校予定で「学びの多様化
学校」を設置します。この学校は教育課程の基準によらず、特
別の教育課程を編成することができます。授業時間を短縮し、
個人のペースで学び直しができるようにします。
具体的には、中学生を対象に新通り小学校内に1学年1学級
16人、3学年48人程度で末広中学校分教室を設置し、誰一人取
り残さない学びの機会を保障します。
さらに、根本的には不登校をうまないことが大切です。少人
数学級とともに、教員の多忙化解消で一人一人の児童生徒に向
き合える体制づくりが求められるのではないでしょうか。