「ガザ地区における平和実現を早期に求める決議」

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ガザ地区における平和の実現を早期に求める決議
パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスとイスラエル軍との戦闘が始まり、1か月以上が経過
した。双方の応酬は、ガザ地区において、人命を深刻な危機的状況にさらすとともに、市街地に甚大な被害をもた
らしている。
こうした状況を受け、先進7か国(G7)外相の会合において、テロ攻撃を断固として非難することや、人質の
即時解放を求めることを確認するとともに、ガザ地区の人道危機に対応するため、戦闘の「人道的休止」と「人道
回廊の設置」への支持に関し、緊急声明を発表した。
本市議会としては、世界平和を希求する「静岡市平和都市宣言」決議のもと、このたびの紛争に対して、次に掲
げるとおり、市民が強く願う恒久平和に向けた志を切に抱き、市民と共に、一刻も早い紛争の終結を求めるもので
ある。
1 いかなる理由があろうとも、一般市民への攻撃と非人道的行為は正当化できない。
2 これ以上、人道危機が悪化しないよう、国際法に基づき、事態の早期鎮静化と人道状況の改善を図ること。
以上、決議する。

 イスラエルによるガザ地区へのジェノサイドが続く中、日本共産党市議団は議長に
対し、「静岡市には平和都市宣言があり、これまで、ロシアのウクライナ侵略、ミャ
ンマーの軍事政権などに対して非難決議を上げた市議会として、何らかの態度表明を
すべきではないか」と相談し、これを受け議長が直ちに行動し、11月議会初日に全会
一致で採択されました。