新型コロナ、豪雨災害、物価高騰のもと 市民の命と暮らし最優先の市政求める

日本共産党市議団の代表質問 杉本まもる市議 《2023年2月議会》

 2023年度予算編成に対する重点要望を中心に14項目の質問をしました。その中で暮らしに直接関わるものなどの当局答弁は以下の通りです。

○リニア中央新幹線建設については中止すべきと思うが市長の考えは。
市長答弁
 リニアは技術立国としての誇り、環境と経済の整合性をはかり進められるもので、中止の考えはない。


○新型コロナウイルス感染症対策について、5類の下でどう取り組むか、
清水区に保健所をつくる考えはないか。

答弁 
5類でも現状の予防体制は維持する。保健所は1ヵ所で体制を強化する方が
合理的であり、清水区に保健所はつくらない。


○国民健康保険料について、子育て支援として子供の均等割を減免する考えはないか。

答弁 
77条減免でも国のペナルティーがあり、減免する考えはない。


○少人数学級と学校給食費の無償化の考えはどうか。

答弁
 35人学級を着実に進め効果を検証していく。学校給食費は財源がなく無償は
できない。


○妊婦や子どもの医療費窓口負担をゼロにする考えはないか。

答弁
 妊娠、出産、子育てと伴走型の支援を行なっており、無料の考えはない。


○住宅リフォーム助成制度の創設と、インボイス制度導入に対する考えは。

答弁
 中小業者への対策は、相談体制、補助金、融資などで経営支援しており、
住宅リフォーム助成制度を創設する考えはない。インボイス制度は適正な課税のために必要、
導入による事務負担などへの支援は行なう。

 以上、当局は市民の切実な要求には背を向ける答弁に終始しました。今後は
新市長の下で、引き続き要求実現に取り組んでいきます。