対策を更に強化し市民の不安払しょくを 

対策を更に強化し市民の不安払しょくを
子宮頸がんワクチン接種勧奨にかかる陳情に賛成


 全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会静岡支部他1名から、「子宮頸がんワ
クチン積極的接種勧奨の再開にあたって、該当者への個別通知をする前に、相
談・支援・医療・救済体制を整備すること、接種後の健康状態の追跡調査を行
いその結果を公表すること、検診が重要かつ不可欠であることの周知を徹底す
ること」を求める陳情がされ、厚生委員会での審議が行われました。これに対
し担当の保健所からは、これら3項目についてはすべて実施しており陳情には
なじまない旨の考え方が示されました。
 寺尾昭委員は、「市民にとっては薬害や副反応についてまだまだ不安が払し
ょくされていない。当局の対策もさらに強化し促進を図るべきであることから
陳情の採択を求める」と賛成討論を行いました。他会派委員はすべて、当局の対
策で十分との意見で反対したため不採択となりました。