清水庁舎・桜ヶ丘病院問題で指摘

 清水地域で大きな問題になっている静岡市役所清水庁舎の移転問題について質問しました。

 内田議員は、本来は今後の清水庁舎の在り方を検討することになっていたものが、知らぬ間に建設検討委員会に変更されている。市民の意向も充分聞くことなく庁舎の移転先を清水駅東口に結論づけようとする進め方は問題であると指摘しました。また、静岡市が庁舎の建設問題に関し市民の安心安全より、経済性や利便性を優先させていることについて問題があると厳しく指摘しました。

 質問では、①8月から始まる建設検討委員会が清水駅東口公園への移転建て替えに問題があると判断した場合、市はどのような対処をしていくのかと質しました。

 答弁に立った公共資産統括監は、「JCHOとの信頼関係を維持するためにも、問題とならないように進めていく」と最初から市民の意見など聞くことなく強権的姿勢で庁舎移転建設の方針を示しました。

 桜ヶ丘病院の建て替え問題については、市民合意のないまま現清水庁舎の場所への移転を発表したが、津波対策や災害時の搬送体制の確保など市民の懸念に対する対応も不充分。清水庁舎への移転については数々の問題があることを指摘しました。