市民と行政が協力し、ごみ減量をすすめるための学習会開く

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ごみ写真日本共産党静岡市議団は15日、市内清水区で静岡市のごみ減量をすすめる学習会の2回目を開催しました。町内会役員や関心のある市民など100人余が参加しました。

学習会では元党国会議員の岩佐恵美氏(環境・資源・廃棄物問題研究家)が「静岡市のごみ問題を考える」と題して講演しました。ごみ問題の基本として、環境・資源を守ることを指摘。ヨーロッパ諸国に比べて日本は焼却率が異常に高い実態や、静岡市は事業系ごみが多く資源化率が低く大量消費、大量廃棄助長による過剰な大型焼却炉施設に頼っている実態をあきらかにしました。

そのうえで、ごみ問題解決のために、発生源対策、行政と住民の協力がカギであること、生産者責任制度の確立、ごみの出し方の工夫など生活習慣の見直しの努力などにとりくむ重要性について呼びかけました。

参加者からは「家庭ごみ減量の署名を進めるうえで、わかりやすく力になった」、「ごのような学習会・説明会をもっと開いてほしい」などの感想が寄せられました。

山本明久市議団団長は、「家庭ごみ有料化をさせない運動を市民的に広げるために全力をあげていきます」と訴えました。