「最低賃金の引き上げと中小企業支援の拡充に関する意見書採択に関する請願」賛成討論

 「最低賃金の引き上げと中小企業支援の拡充に関する意見書採択に関する請願」は、静岡県労働組合評議会、静岡県評・パート臨時労組連絡会、静岡地区労働組合連合会の3団体から提出され、日本共産党市議会議員のみが紹介議員になったものです。

 この請願は、中小企業の支援策と一体となった最低賃金の大幅引き上げと最低賃金の地域間格差の是正を国に求めるものです。
 静岡県の最低賃金は時給913円で、年収では約170万円にしかならず、静岡県労働研究所が試算した一人暮らしの最低生計費年間約300万円と比べてはるかに低くなっています。最低賃金を大幅に引き上げ、地域間格差をなくしていくことは、日本の健全な経済成長を促し、ワーキングプアをなくして、市民のみなさんの人間らしい暮らしを実現する確かな力となります。
 そして、最低賃金の引き上げにあたっては、中小企業への支援の抜本的強化を国の責任で行うべきと指摘し、請願の賛成討論としました。


請願第1号
最低賃金の引き上げと中小企業支援の拡充に関する意見書採択に関する請願

日本共産党   〇(賛成)
自民党     ×(反対)
創生静岡    ×(反対)
公明党     ×(反対)
志政会     ×(反対)
緑の党     〇 (賛成)
街づくり研究会 ×(反対)

 採決の結果不採択となりました。