9月定例市議会   感染拡大・医療ひっ迫のなか 命を守る市政求め論戦挑む

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 9月定例議会が9月15日(水)から10月14日(木)の日程で開催されています。
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 9月補正予算(案)は、総額で93億円余の増額、うち一般会計77億1千万円余、特別会計15億7千万円余、企業会計1千万円です。
その中で、新型コロナウイルス感染症対策に34億1千9百万円余が計上されています。
 新型コロナ対策では、
(1)爆発的感染拡大への緊急対策の主なもの
①自宅療養者への医師の健康観察に1億9千5百万円余
②PCR等検査に関わる費用として約9億8千万円
③売上が一定の範囲で減少した事業者への応援金支給に8億円
④事業者融資の利子補給に1億7千4百万円余です。
(2)経済活動再開時の追い風となる施策の主なもの
①バス旅行などの観光に6千万円
②宿泊施設の誘客事業、環境整備等に1億円
③商店街などでの買い物客へのプレ
ゼント等消費促進事業に1億円です。
(3)デジタル化の推進として主なものは、
①小学1、2年等へのタブレット整備に7億2千5百万円余
②公用車走行時のデータ取得活用事業に7百万円余です。
また、緊急的な感染症対策や災害対応として10億円の予備費を計上しています。
 9月議会は2020年度の決算も審議します。
決算額は歳入4,113億円5千万円余、歳出4,031億5千万円余で、52億9千万円余の黒字でした。その内27億円を財政調整基金に積み立てます。コロナ禍の1年、市民の命と暮らしを守る点でどうだったのか。しっかりと検証することが求められます。