市内バス路線廃止 市の責任で対策を  特別支援学級、エアコン設置でも積極的提案

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4月から市内のバス路線が休廃止され、市民の足確保が大きな課題となっています。

規制緩和の名のもと、バス路線の廃止は原則自由となったことが影響しています。市としてどのような対策を進めるのか質しました。

 当局からは、これまで不採算路線維持のためにバス事業者に対して補助金を交付していること、路線廃止された区間では市が主体となって自主運行バスを走らせていること等の答弁がありました。しかし現状を考えた時不十分と言わざるを得ないとの指摘に対して、今後バス路線の再編や利用促進のため「静岡市地域公共交通網形成計画」を作成、具体化を図りたいとの表明がありました。

 特別支援学級について、地元の小学校を視察し、現場の声を伺ったことをもとに、教員配置が実態とかけ離れており、配置基準の改善、支援員の充実が緊急に必要であることを質しました。教委からは教員の確保と専門性の向上が課題であるとの表明がありました。一層の積極的な取り組みを要請しました。

 小中学校のエアコン設置については調査を終了、現在分析中であること、トイレ改修についてはH32年度までに洋式化率を50%にする目標であるとの答弁がありました。スピードアップを図る必要があることを強調しました。