市議団は行政の先進地視察として、商店リフォーム助成事業を行っている群馬県高崎市を訪ねました。商店が店舗改装や備品の購入に際し、工事費などの２分の１、１００万円を限度に助成するものです。駅を降りて早速商店街を歩いてみました。まず昼食、老舗のそば屋さんに入りました。味も保証済みということでたいへん混み合っていました。この店もこの助成を受けているということでした。市役所での約束時間に間があったので、喫茶店に行きました。壁のおしゃれが印象的です。店主に聞きましたら、助成事業がとても役立ったと語っていました。
市役所では、事業開始以来要望が殺到、Ｈ２５年度は２回の補正で計４億４千万円、２６年度は３億５千万円、今年度４億２千万円を実績があったとの説明を受けました。これまでの工事等の発注額は合計２７億円になり、地域経済活性化に大きな貢献をしたとのことです。
高崎市では個人住宅リフォーム事業も行っており、毎年８～１０億円の工事が発注されています。
同市の富岡市長は、「地方自治体の役割は地元の中小事業を支援すること」としんぶん「赤旗」に登場し語っています。
